デュッセルドルフの街の様子です。人口約650,000人のデュッセルドルフは、ノルトライン・ベストファーレン州の州都でもあります。50の地区に分かれ、ライン側の西側にはそのうちの4つがあります。全50地区の中の4地区ですので、川の西側を「間違った側」という人も。ちなみに実際は隣街のケルンの方がデュッセルドルフより若干大きく、半分以上、そして旧市街もライン川の西側に位置しています。デュッセルドルフの人からすれば、ケルンの旧市街は「間違った側」に位置している、ということになるようです。お隣同士がなんだか仲良くないのは、この二つの街も同じこと。本来デュッセルドルフで生まれ育ったわけではないので、どれだけ真剣に仲が悪いのか、あるいは言っているだけなのか、私にはわかりかねます。
一年前ぐらいの話です。わたしのデュッセルドルフ生まれの友人に、ケルンで行われるイベントに行こう、と誘ったところ、彼女曰く、ケルンに行こうとするといつも何か起こるからいやだ、とのこと。もう何十年もデュッセルドルフで暮らしているはずなので、その間ずっと隣街を避けてきたのだろうか。私にはわかりません。
そのもっと前のこと。ケルンに住むポーランド人の友達の夏のパーティーに招待されました。招かれている人たちはすべて私にとっては初めて会う人達ばかり。どこに住んでいるの、と聞かれてデュッセルドルフと答えると、真剣な顔つきで、デュッセルドルフに住んでる人、初めて見た、とのコメント。これはジョークなんでしょうか。
ヘッダー写真:Misao撮影/ Copyright 2020Misao
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